三重県、特に伊勢市の文学に関すること。時代は江戸~戦前。
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○墨直し-石碑などの字にさした墨が風雨であせたのを、新しく墨をさして直すこと。
○何声-神風館7世。
○くすり喰(薬食い)-滋養のために食べること。薬用として食べること。
○手向け草-たむけにする物。神仏や死者などに供える品。
○白井鳥酔(1701~1769)-江戸時代中期の俳人。元禄14年生まれ。もと上総(千葉県)地引村の代官。江戸で佐久間柳居にまなぶ。松尾芭蕉の旧跡を遊歴し、晩年は相模(神奈川県)大磯の鴫立(しぎたつ)庵ですごした。明和6年4月4日死去。69歳。名は信興。通称は喜右衛門。別号に百明台,松原庵など。編著に「夏山伏」「冬扇一路」など。
○堀麦水(1718-1783)-江戸時代中期の俳人。享保3年生まれ。中川麦浪らにまなぶ。貞享期の蕉風に傾倒し、編著に「新みなし栗」、俳論書に「蕉門一夜口授」など。「慶長中外伝」など実録物でも知られる。天明3年10月14日死去。66歳。加賀(石川県)出身。名は長。字は子傾。通称は池田屋平三郎。別号に樗庵、四楽庵など。
○兎士-成子兎士(天和4年(1684)~宝暦7年(1752))。山田岡本の人。名は家忠、号は義上園。酒家を営み成子屋と称した。俳諧、俳画をよくした。
○幾暁-幾暁庵雲蝶(?~1756)。江戸中期の俳人。伊勢山田の人。別号に春波・安楽坊・星見庵等。各務支考・中川乙由に師事する。神職の出であるが出家し讚岐玄忠寺に入る。旅を好み九州各地を遍歴し美濃派の俳諧を広めた。金沢龍国寺で乙由十三回忌を営んだ後、法船寺明誉に師事。宝暦6年(1756)寂、63才。
○籠ぬけ(籠抜け)-飼い鳥として籠かごの中に飼われていたものが逃げ出すこと。また、その鳥。
○名こし(名越し・夏越し)-名越しの祓(はらえ)のこと。六月晦日に各神社で行われる祓の行事。姓名・年齢を書いた形代かたしろを神社に納めたり、水に流したりし、あるいは、参詣者が茅の輪くぐりをして祓をうける。六月祓(みなづきのはらえ)。夏祓(なつばらえ)。夏越しの御禊。輪越しの祭。 [季] 夏。